キャラ考11 絶望先生(さよなら絶望先生)

第11回!さよなら絶望先生から、主人公絶望先生。

名前:糸色 望(いとしき のぞむ)
性別:男
年齢:?(幾つなんだろうねえ。30代?)
職業:高校教師 (教科は謎。古典、現国、数学、地理・・・?)
髪の色:黒
瞳の色:深緑
原作:「さよなら絶望先生」

週刊少年マガジン連載中、アニメもやっていました。きっかけは本屋での見本の立ち読みです。人生に絶望した教師と希望がなくては生きていけない生徒の感動の大作・・・!!みたいな予告編の最後のコマで先生の一言。「取り敢えず、そういう話ではありません」。私のように立ち読みした人は、「・・・っておい!!!」と関西系の突込みを入れたに違いない(笑)。勿論、本編はそんな話ではありません。何処までもネガティブ思考の高校教師・絶望先生と個性豊か過ぎる(というか既に問題児ばっかり)生徒たちの織り成す学園ギャグコメディ(毒入り)です。一話完結型なので何処からでも読める・・・はずなんですが、各キャラの設定はちゃんと抑えていないと厳しいでしょうね(原作)。

性格は基本ネガティブ思考。自らの名前を横書きにすると「絶望」になることを気にしている。しかし渾名の通りことあるごとに「絶望した!~に絶望した!!」と叫び、首を吊ることもしばしば。但し、本気で死ぬつもりはなく、偶に危なくなったら「死んだらどーする!」と開き直ります。こんな傍迷惑な先生ですが、妙に説得力のある「授業」と、どんな生徒でも受け入れる許容範囲の広さ(しかも無意識)で生徒たちに好かれています。長身痩躯で、普段は着物に袴という書生風姿。生徒に対しても敬語で話し物腰は柔らか。怒ると口が悪くなるが、小心者なので暴力とかは一切できない。寧ろやられてめそめそ泣きます(笑)。

好きな台詞は・・・。この先生、名台詞が多いのです。

「願いなんて叶わない!願い事は叶わない。織姫と彦星は会えない。ミルキーウェイはどぶ川、偶に死体が流れていく」
「皆さん通知表が気になっていると思いますが、先生、非通知なので通知しません」
「不安定な天気が何ですか、私の方がよっぽど不安定ですよ!」
「貴方たちが私のセカンドオピニオンを求めるなら、私もあなた方のセカンドオピニオンを求めます!」
「何の根拠もないのに『君はやればできる子だから』とか言ったりします」

どんなときの台詞かは、原作参照(笑)。