キャラ考4 村田 健(今日からマ王!)

第四回は今教育テレビで再放送中のマ王より、ムラケン。ネタバレ含みますのでご注意。

名前:村田 健
性別:男
年齢:16歳?
職業:高校生
瞳の色:漆黒
髪の色:漆黒
原作:「今日からマのつく自由業!」

ライト小説、ビーンズ文庫で連載中の、「まるマ」シリーズ。私がハガレンにドップリはまっているときに購入していた「アニメディア」という雑誌で、イラスト投稿欄で初めて見かけたのがきっかけ。満開の桜の下で花見という設定で、西洋風の美形な青年達に混じった学ランの少年。「やっぱり春と言えば花見だよな!」とか言いつつ、青年の一人に「でも陛下、ここでやる野球もいいですよ」の一言であっさり野球しようとする彼のノリに惚れました☆  でも彼はムラケンではなく、主人公渋谷有利。日本で普通の高1だった彼は、ある日学校帰りにかつあげされてる同級生のムラケンを発見。友人というわけではないけれど見過ごせなかった有利は、ムラケンを助けようとして返り打ちにあう。女子トイレに連れ込まれ何故かトイレに吸い込まれてしまい、気づいた先の異世界の眞魔国で、何故か魔王に就任。異世界との行き来に慣れてきた頃、無関係な者は巻き込まないはずの異世界移動〔通称・スタツア〕にこれまた何故かムラケンが巻き込まれるわけで。

性格は、いつもにこにこ笑顔だが、みんなを巻き込める楽しいことはないかと企む〔勿論自分は傍観者〕知的戦略家。日本で有利と同じく普通の眼鏡の高校生…まあ全国模試でいつも上位の優等生…だが、その正体は眞魔国を創立した眞王と唯一対等な「双黒の大賢者」の魂を持つ者。『猊下』と呼ばれるほどのお偉い人の筈が、当の本人はいたって気さく。4千年分の記憶を持つため、偶にボケが古い。よって有利に「お前って本当は何歳?」と突っ込まれることもしばしば。でも本当は誰より眞魔国の未来を見据えている真摯な少年。

好きな台詞は…まずはシリアスから。
眞魔国より離れた異国の地で、禁忌の箱が開けられ大規模な地震が起きてしまう。その場にいた有利は、魔力で箱を止めようとするが、箱の威力が強すぎてなかなか上手く行かず、このままではみんな死んでしまう…という危機的状況。有利から少し離れた場所で護衛のためついてきたヨザックがムラケンを問いつめる。

ヨザック「どうするんですか猊下!」
ムラケン「言った筈だヨザック、渋谷だけはなんとしても救わねばならないと。」

ムラケン、右手を開いてまっすぐのばして。

ムラケン「こうなっては仕方がない。彼に力を貸すだけだ。下がって!」
ムラケン「渋谷、君を決してしなせはしない…」

…うわあかっこいい~(>_<)!!アニメオリジナルの台詞ですが、むちゃ惚れました☆

続いて、ギャグ。眞魔国の面々で、有利提案のRPGをすることに。とあるマッドサイエンティストの作った魔導装置に希望の設定を入力して起動すると、希望のRPGができるらしい。凡に入力しているのはムラケン。それぞれの希望を聞き、次にいつもマッドサイエンティストの被験者にされているフォンヴォルテール卿の希望を聞く番となった。

ムラケン「フォンボルテール卿も何か希望を言った方がいいよ?」
フォンボルテール卿「私は…!!…頼む、命だけは…!!」
有利「何で命ごい!?」
フォンボルテール卿「私が、いつ…」
有利「今おもいっきりしたじゃん!!」
フォンボルテール卿「は、ははは…〔乾いた笑い〕、取り乱してしまってすまない。私も武人だ。長く苦しむよりは、いっそひとおもいに…!!」
ムラケン「…プレイ時間短めってこと?オッケー」

…何か間違ってると思いません?(笑)
アニメは殆どシリアスな彼ですが、彼の真価はギャグにあると思います。特に文庫の後書きのノリのよさは格別☆気になる方は是非一読してください♪