<注意事項>
※科学者ハンター設定、G級ハンター後。
※モンハンワールドのネタバレは・・・大したことないです。プーギーネタですし(笑)。
※検索ワードで間違ってきちゃった方、攻略には関係ない二次小説サイトですので、さくっと回れ右してください!
「無事に新大陸についた、みたいですね・・・」
ほう、と私はひとまず安堵の息を吐き出した。ギルドからの伝書には、全員到着、の文字が書かれていた。いくら航海技術が発達したといっても、容易な旅路ではなかったはずだ。続けてシャルアからの伝書を開く。
「まあ、シャルアさんなら大丈夫、とは、思いますけど・・・」
* *
ショックだ。
確かにあたしは考えごとをしながらあんたを撫でていた。でもタイミングは計れていた、筈だったのに。あんたからのサインを見逃した。あんたは怒って一目散に駆けて、あたしのことなんか見向きもせず、生態研究の捕獲用スペースの奥へ、あたしの手の届かない所へいってしまった。
悪かった、あたしが悪かったんだ!
だから戻って来てくれ、リーブ!!
その場にがっくりと膝をつくあたしの横へ、相棒たる受付嬢とケットがてこてことやって来た。
「あれ?どうしたんです、相棒?」
「あー。プーギー(拠点にいる小豚。ペット的な扱い)の撫でるタイミングを間違えて逃げられたんや。シャルアはんの旦那の名前をつけてたさかい、ショックやったみたいやな」
「でもプーギーだったら、次のクエストをおえたら、またその辺散歩してるでしょう?」
「まー気にせずほっといてやってや」
「はい!」
* *
個人宛の伝書を読み終えた私は思わず伝書に顔を伏せた。彼女が無事なのは確認できて、それは喜ばしいこと、なのだが。
「な、何やってるんですか、シャルアさん・・・!」
「町長ー。顔真っ赤ですよー?」
「う、煩いです!」
「シャルア所長とラブラブなのは分かってますからー」
Fin.
後書き。
プーギーの撫でるタイミング間違うと、何度呼び掛けても止まってくれない(涙)。